伊沢 尚|M1|20200709|研究発表+討議
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M1 伊沢「徳川幕府による日比谷入江の埋立てからみる都市形成」
東京による埋立地
防衛の面で埋め立て必要になった、土地確保の意味合いも
2.神田
日比谷入り江→江戸城つくる際の残りの土が用いられた
石組や板組、竹柵などを用いてもともとの河川を編集する形で行われた。土留め程度。当時の技術では大規模にできなかったのか、そうではない理由があったのか?
社会的要請がきて更新されて、新しい前提となる
江戸に関しては既にある
緑、紫2つ並べたときにいえることもいう、条件を並べるだけで終わらせないようにしよう
(議論)
木山
→大阪の方が先に埋め立てが発展して行われた。
東京固有の技術、他の埋立地との違いを考えないと。
大阪でやったものを東京に転換したのか?東京固有の技術というものはあるのかないのか?もやもやしている。
石原
藩ごとにやるの?
→徳川幕府くらいに強い力を持っていないとこの大規模な工事はできないかなと。
青井
どんな体制でおこなわれたか、この本に書いてあるの?
ゼネコンとして請け負うという体制で行う。戦争というのは、土木技術でもある。戦いあいながら切磋琢磨して土木技術が上がっていく。築城とか。
江戸のは、各藩に割り当てた。全国の技術の結集。
→ため池になっているのは、
栗山
海岸に着目しているが、海のない県もある、そこについてはどう考える?
→埋立地の海側に注目している。社会的な要請の要求が陸地側からあって、入り江が要請から要求されていって変化する。
江戸城からの社会的要請が海岸線を境目として沿岸部に現れるのでは。もっと奥深くの区域は興味はそこまで持っていない、着目していない。
寺澤
以前のテーマから東京全体をどうつくったか、に変わってきている。こう見たいんだ、はどこについて?
→海側を対象にする、東京の海側のみの調査。東京を描きたい、対象としては海側。
寺澤
読み取りベースで
こういう要請があって、ここをこうつくりました。先に海側を見ていくと、今までになかった内側のことが見えるのだということ?
→そう、海側から内側を考え直すこと。
吉田
見ていきたい
どういう変容を追っていきたいのか?
青井
東京のどんな側面、どんな顔が浮き彫りになるのか?
→埋立地自体が、すでに東京の形態自体になっている。埋め立て地を見れば、東京全体が分かるのでは。最初は陸地側とか線を引いて分けて考えてはいなかった。東京の自分で作った地形について。
吉田
じぶんたちで土地自体をつくっていくこと…?
土地つくっていくことに集中するにはほかにも方法があるかもしれない。
青井
今日の発表、埋立地については主題、ではないのだろう。
埋め立てから描く東京湾とは。
東京論?境界論?断面論(水面の上下)?視点構築型?都市を見るときのフレームの在り方?
東京の地形がどんどん人工的な埋め立てで広がっていく。ものすごい面積。もともと海であったところが陸地になっていく。立米数でいくと、何米になるのか?数量的に比較するとおもしろいかも?研究の基本的なモチベーション、何論を描くのか。
鈴木さんのような研究者が活用している史料にも注意をして、主なものはメモあるいはリストをつくっていくとよいです。